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創業を考えた時にまずやること




Q.創業を考えているのですが、何から準備を進めていけばよいでしょうか?


A.

 まず創業相談にお越しになる方に、困っていることや不安なことをお伺いすると、「資金調達」「助成金」「税金」といったお金に係ることや「本当に儲かるか」「買ってもらえるか」といったやってみなければ正直わからないことの相談が多いです。

 

  確かにお金がないとやっていけないし、お金を得るためにはサービスや商品が売れないとお金は入ってこないし、また、その商品やサービスを調達するためのお金を用意する必要がある。だけど、それが売れなかったらどうしよう・・・となる気持ちはよくわかります。

現在ではそれらを創業前に検証するため、副業としてテストマーケティング的商売をされる方も多くなってきています。


  創業するのに決まった方法はありません。

求められることは「商売をするために必要な届出・認可取得」や「法律に沿った処理をする」こと。それらの要件をクリアできれば、基本的にいつからでも商売を始めることができます。


  そこでちょっと考えてもらいたいのです。

「ところであなたにとっての創業って何が目的ですか?」

創業することが目的であれば、税務署や法務局に書類を提出すれば目的は達成します。

生活費の足しになるよう○万円欲しいというのであれば、その規模のビジネスモデルを考えれば達成します。要するに「こうしたいから、何をする」という目指すべき目的地が明確になっていた方が進めやすいですよね。


  ですので、まずは自分自身がどんなビジネスをしたいのか?を周りの人に伝えられるようにすることが第一歩だと思います。そのためには、同じようなことをやっている先輩創業者や社会的な動向や統計などを参考にして研究をしてみてください。

 

そこまでアイデアはないけど、何かやってみたい!という方は、ディスカッションしながらビジネスの種を見つけることも可能ですので、ぜひ一度「創業フォローアップデスク」へご相談にお越しください。一緒に考えていきましょう!


ちなみに、創業動機の整理から収支計画までを学びながら作り上げる「長野市実践起業塾」が来年1月より開講します。毎年たくさんの卒業生が、経営者としてデビューしておりますので、ご興味がある方は是非お申し込みください。

                        (長野市創業フォローアップデスク 石田浩也)

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